四連神経刺激法(Train of four nerve stimulation)

 筋弛緩の指標としてTOF刺激なるものがある。2秒間で4回、尺骨神経を刺激し、筋肉の収縮を促す。開眼には1回目の刺激よりも4回目の刺激による収縮の程度が半分以上あれば可能であるらしい。

 僕は麻酔中は2回目の刺激による筋収縮があるかどうかで次の筋弛緩薬を追加している。絶対に動いてはいけない手術でありかつ術後抜管して病棟に返る時は非常に重宝している。筋弛緩薬が必要ない手術であれば導入から追加しなければいい。すぐに終わる手術なら導入に使用する量も考えないといけないし、使用するかどうかも考えないといけない。

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